顔の歪みや小顔矯正を目的とした施術を受けても、期待した効果が得られない場合があります。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?今回は、その理由と対処法について詳しく解説していきます。結論から言うと、効果が得られない主な理由は以下の3つです。
①運動指導・セルフケアが行われない
②顔だけしかアプローチしない
③専門性の欠如
では、これらの理由について1つずつ詳しく見ていきましょう。
顔の歪み矯正/小顔矯正が効果が出ない3つの理由
①運動・セルフケア指導が行われない
施術を受けても運動やセルフケアを『自分自身』で行わない限り、効果は持続しません。
コレはどんなに施術が上手い人や高級店でも例外ではありません。
施術の効果には以下のようなものがあります。
・柔軟性/関節可動域の向上
・痛み、凝りの解消
・循環改善
しかし、これらは一時的な効果に過ぎません。施術を受けただけでは筋肉を強化したり、身体の使い方を根本的に改善することはできません。
顔の歪みや浮腫みなどの悩みの多くは、筋力低下に伴う姿勢不良が原因です。これを改善するためには、必要最低限のエクササイズや日常生活習慣の改善が必須となります。
そのため、運動指導や生活指導が行われない施設では、効果が持続しにくいのです。
②顔だけ触っても効果はその場だけ
顔の歪み矯正や小顔矯正において、顔だけにアプローチするのは効果が限定的です。顔のお悩みの原因が顔そのものにないことが多いためです。
不良姿勢が原因で顔の歪みや浮腫みが生じるケースが多く、顔だけ触っても根本的な解決にはなりません。そのため、顔への施術と同時に全身へのアプローチが必要です。
施術に加えて、姿勢や骨盤、足首など全身を診ることが重要です。
③専門性の欠如
顔の歪み矯正や小顔矯正には、解剖学や運動学といった医学的な基盤が不可欠です。しかし、資格を必要としない整体やマッサージ、小顔矯正のお店では、専門知識を持たない人が施術を行っているケースが多いです。
専門性に欠けた人が施術を行うと、効果が得られないばかりか、悪化する可能性もあります。
元に戻らないお店のポイントは?
「根本的に改善したい!」と思っても、「お店をどのように見分ければいいのか分からない…」という方も多いでしょう。ここでは、良質な整体やサロンを見分けるポイントを3つ紹介します。
1:国家資格を保有している
理学療法士や柔道整復師などの国家資格を保有している人は、最低3年以上の医学的な基礎知識を持っています。そのため、全くの無知である可能性は低いといえます。
2:ホームケア指導も行ってくれる
施術だけでなく、自宅でのストレッチや運動の指導を行ってくれるか確認しましょう。ホームケア指導を行なってくれる施設は、効果が持続しやすいです。
3:顔以外も見てくれる
顔だけでなく、姿勢や全身を診てくれる施設を選びましょう。全身を診ることで、根本的な原因にアプローチできます。
まとめ
顔の歪み矯正や小顔矯正が効果を持続しない理由と対処法について解説しました。
効果が持続しない理由は、運動指導・セルフケアが行われないこと、顔だけしかアプローチしないこと、専門性の欠如です。
これらの問題を解決するためには、運動指導や生活習慣の改善、全身へのアプローチが必須です。また、国家資格を保有している施術者やホームケア指導を行う施設を選ぶことが重要です。
これらのポイントを押さえて、効果的な顔の歪み矯正や小顔矯正を受けましょう。